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人体における陰陽を紐解く

〜自律神経との関連性〜

日本人の方であれば漢方などに興味がなくても、

どこかで陰陽という言葉を耳にされた事もあるかと

思います。

漢方の世界では男性や昼、春夏などは陽、女性や夜、

秋冬は陰として拘られています。

ともすると、とても概念的な印象を受けますがこの陰陽の

概念に基づいて漢方薬や鍼灸において様々な心身の不調が

改善される事もまた事実だったりします。

この陰陽を自律神経の働きを通じて捉えて頂くと漢方をより

身近に感じて頂けると思います。

自律神経は交感神経と副交感神経という相反する神経の

相互作用によって成り立っています。

車のアクセルとブレーキに例えられたりします。

日中、私たちが覚醒した状態で仕事などに集中して

取り組めるのは交感神経の働きになります。

逆に夜になるとリラックスして副交感神経が優位になることで

私たちは眠りにつく事になります。

必要に応じて交感神経、副交感神経が適切に働くことで

自律神経のバランスが保たれます。

この自律神経の働きを漢方の陰陽と重ね合わせて捉えると

とてもしっくりするのです。

漢方では陰陽のバランスが取れている状態を中庸といいます。

自律神経も交感神経、副交感神経どちらに偏っても心身の

バランスを崩してしまいます。

どちらかに傾く事自体は問題ではありません。

そこから、きちんと中庸に戻せる自律神経の働きを保つ

事が最も重要になります。

漢方アロマヘッドスパはこの自律神経の働きを正常に

保つための手段の1つとなります。

 

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