あっという間に秋が本格化してきましたね。
急激な気候の変化は自律神経に負担をかける為
無理をなされない様にお過ごし下さい。
季節的にも抜け毛が多く、髪や頭皮の状態が
気になる方も増えています。
今回は髪質改善において重要な事について
させて頂ければと思います。
漢方の世界では未病という概念があり、病気では
ないけれど、何かしらの不調を感じている状態。
検査などをしても特に問題は見当たらない
ケースが多かったりして不定愁訴と呼ばれたり
しています。
漢方では髪は血余と呼ばれ五臓六腑と呼ばれる
内臓にきちんと栄養補給がされた後、余って
いる栄養素を使って作られると考えられています。
髪に白髪や不調が現れている状態とは、体の
内側にバランスの乱れがある可能性があります。
特に20〜30代の方はエイジングや遺伝による影響が
出てくるには早い段階ですので、特に注意が必要
です。髪のお悩みの他に胃腸の不調や肩こり、頭痛
月経のトラブルなどを抱えているケースが多いです。
この様な状態を放置していると、いずれ病気に
進行してしまうリスクが非常に高くなります。
つまり、若い世代の方はインナーケアをきちんとする
事によって髪の状態も比較的早期に改善する可能性
が高いと言えます。
髪の問題は髪だけに留まらないと言うことを理解
して頂けれと思います。
村田