降水量が少なく梅雨らしくない日が続きますね。
今年の夏も暑くなりそうですね。
漢方アロマを使用したヘッドスパにおいても
熱を冷ます働きのある香りや消化器に働きかける
ブレンドを選ばれる方も多く気候による影響を
受けている方の多さを感じます。
熱は上半身や頭部に上がりやすい為、胸苦しさや
火照り、頭痛やイライラや不安感、出血などを
引き起こします。自律神経も交感神経が優位になり
興奮した状態に傾きがちです。
ラベンダーやゼラニウム、ネロリやクラリセージ
あたりを含んだブレンドが選ばれる理由も
そういった症状と連動していると考えられます。
神経の興奮を鎮静し、漢方的な表現でいう熱を
冷ます様に働きかけます。
アロマセラピーによる香りの働きは鼻から取り込まれた
芳香分子がo.2秒で脳に伝わることによって
自律神経やホルモン、免疫など心身のバランスを
整える様に全身に指令が出されます。
瞬時に心身に働きかける力がある事がアロマセラピー
の大きな特徴となります。
この辺りの働きは普段の生活の中でコーヒーの香りを
嗅いだ瞬間に気分がリフレッシュしたりする経験を
通じて多くの方が体験しているところです。
こういった、瞬間的な働きの他に時間軸として
中長期的にアロマを生活に取り入れる事によって
大きな変化ではないですが、体質改善や自律神経の
バランスなどを整える為のサポートして大きな役割
を果たすと考えられています。
こういった働きは、”そう言えば”といった感じで
振り返ってみた時にご自身の変化として体感する機会
が多いものです。
当サロンにおいてもコロナ禍の3年間、毎日
アロマディフューザーによって精油を空気中に拡散
する事によってスタッフ全員コロナに罹る事なく
過ごす事が出来ました。多くの精油には免疫力を
向上する作用がありますのでアロマによる影響は
大きと考えられます。
この様にアロマセラピーは瞬時に気分転換をしてくれる
働きのみならず、継続的に使用をして頂く事によって
心身のバランスを整え体質改善のサポート役としての
働きが期待されます。
定期的なサロンでのヘッドスパに加え、ホームケアと
して香りを生活に取り入れて頂けたらと思います。
むらた