アロマセラピーとは芳香療法

寒い日が続きますね。

免疫力を維持する為にも、ご無理をされない様にお過ごしください。

 

以前にアロマセラピーでの感染対策についてブログを書かせて頂きましたが

今回は人体に対しての働きについてお話しさせて頂きます。

 

精油が体内に吸収されるルートは主に鼻から脳に伝わる経路、肺から血流に乗り全身へ巡るルート、皮膚から毛細血管に浸透して全身へ巡るルートがあります。

スキンケアやオイルマッサージなどで精油を使用する場合、精油の成分が浸透することに

よって美容効果をはじめとした様々な作用が起こると考えている方が多いかと思います。

 

実は経皮吸収などによって血流に入った精油が全身に対してどの様な効果があるかは

明らかになって部分が多いと言われています。

では、美容効果が高いと言われているローズなどの精油はどの様にして私たちの体に働きかけるのでしょうか?

実は、ローズの精油を嗅いだ時に芳香成分が脳の大脳辺縁系という部分に届きます。

そこから間脳と言われる部分にある視床下部や下垂体に作用していきます。

これらの部位は自律神経やホルモンバランスを整える働きと非常に関わりが深い部分となります。つまり、好きな香りを嗅ぐことによって脳からお肌をきれいにする指令が送られるという訳です。

これがアロマセラピーが芳香療法と言われる所以になります。

 

ですから、精油が使用されたスキンケア商品を使用する時は手に伸ばしたクリームやオイルを

お顔を包み込む様な感じでしっかりと香りを感じて頂ければと思います。

植物の香りの偉大な効果を感じ取って頂ければと思います。

 

むらた